昨日・一昨日と、某テレビ局の24時間番組が放送されていました。
ご覧になられた方も多くいらっしゃると思いますが、てんしょう家族も、所々と最後の数時間を見ていました。
今年のチャリティマラソンは、人気お笑い芸人の方が161.55kmのトライアスロン形式で行うという異例なもので、テレビなどで随分と話題になっておりましたが、てんしょうもそのお笑い芸人の方の人柄が好きで、家族皆テレビの前で応援しておりました。
「 がんばれ、もう少し!神様!彼をお守りくださってる神様、どうぞお力をお授けください!」
「 やった!間に合った!すごい!」
パチパチパチパチッ!( 拍手 )
第一回目放送は40年前、てんしょうが小学6年生の時でした。
てんしょうは、終わっていない夏休みの宿題を前に、徹夜で見ていた事を思い出しました。
当時は番組時間内に、手塚治虫作品のアニメも放送していて、それをとても楽しみにしていました。
懐かしい思い出の一つです。
よく聞くのが、この番組に対する批判ですが ( お涙チョウダイとか、偽善とか、この時だけ寄付してもとか。) 、てんしょうは、そうは思いません。
この番組により、お身体などが不自由な方々がいらっしゃる事、社会問題の事、障がいを持つ方々を支援なさる団体などを知るきっかけにもなると思うのです。
そのきっかけにより、何らかの活動を始められた方もいらっしゃいます。
寄付にしても、この番組の為に日々コツコツとお金を貯めて寄付なさる方や、普段気に留めなくても、この時に気付いて寄付なさる方もいらっしゃると思います。
また、お身体の不自由な方々が力を合わせて、一つの事を成し遂げるその姿、魂の輝きに、心動かされ、多くの学びをいただきました。
ただ、幼いお子さんの闘病のお話は、胸が痛くなり、直視できなくなります。
亡くなってしまったその小さな命、残されたご家族のお心を思うと、何とも言えない気持ちになり、" 神様、どうぞこの幼い子の魂をお空へとお導きください。" と祈るばかりでした。
この番組を見て " 愛なんかで地球が救えるか " と言う人がいました。
いろんな考えがあると思います。
ですが、ふと見かけた募金箱に、たまたま持っていた小銭を入れる事も愛です。
コンビニのレジ横にある募金箱に、手にしたお釣りを入れる事も愛です。
普段何も思わずにおられる方も、何気なく寄付してみたその一瞬に、" このお金で助かる人がいる " という思いが心に浮かぶのです。
その思い、その心が愛なのです。
お一人お一人の、そのお心が積み重なり、大きな愛となっていくのです。
そして、その愛をのせられたお金により、助けを得られ、救われる方々が大勢いらっしゃるのです。
年に一度の事とはいえ、そこには大勢の方々からのたくさんの愛が集まります。
そしてその愛が、人々を、地球を救うのだと思います。