パパ夫と結婚して半年が経った頃、パパ夫の母方の祖母が亡くなりました。
おばあちゃんとは何度か一緒に食事をしたり、パパ夫と一緒にショールのプレゼントをしたらとても喜んでくれたり、4・5回しか会えませんでしたが、思い出はそれなりにできたと思います。
ある日、おばあちゃんが入院されたと聞き、お見舞いに行きました。
お話はできませんでしたが、パパ夫の顔を見て、嬉しそうな顔をされました。
その数日後、危篤と聞き、病院に駆けつけた時には、すでに亡くなられていました。
パパ夫はしばらくの間、おばあちゃんの側で立ち尽くしていました。
てんしょうは、パパ夫とおばあちゃんを二人にしてあげようと、部屋の隅に移動し、少し離れた所から二人を見守っていました。
ベッドに横たわるおばあちゃんは、まるで眠っている様でした。
その時です。
おばあちゃんのお腹の上辺りから、湯気の様な、空間の歪みの様な、不思議な物が出来てきました。
あっと思いましたが、沈んでいるパパ夫には伝える事はできませんでした。
何年か経ったある日、パパ夫にこの時の事を話しました。
すると、
「 てんしょうも見たのか。
確かに、おばあちゃんのお腹の上から、ユラユラとした物が出てきていた。
てんしょうが怖がると思って言わなかったけど。」
可愛がっていた孫が駆けつけてくれて、おばあちゃん、喜んでいたのだそうです。
人は亡くなると、身体から抜け出し、魂だけの存在になります。
それから、大切な人達の元に行きます。
感謝の気持ちを伝えたり、抱きしめたり、最期のご挨拶をします。
そして、お空へと導かれていくのです。
大切な方が亡くなられたら、悲しみの感情が出てきてしまいますが、最期は、その方への感謝の気持ちをお伝えし、送り出して差し上げてください。
何度か、亡くなられたばかりの方とお話をした事がありましたが、皆さま、残してきた人達の心配をなさいます。
悲しみや寂しさの中でも、亡くなられた方が心配をなさらぬ様に、心を残さぬ様に、お見送りをなさってください。
" 今までありがとう。
あなたが居なくなって寂しいけど、私達の事は大丈夫です。
どうぞ、お空で楽しく過ごしてくださいね。"
今日もお読みいただき、ありがとうございます。
☆ てんしょう おすすめのひとしな ☆
小鳥の形のおりん、" ことりん "。
可愛らしいですが、見つけた時はおりんに見えませんでした。
大切な方を偲んで、鳴らしてみてください。
おりんの音に導かれ、お空から降りてきてくださいますよ。
皆さまも おひとついかがですか?
☆ てんしょう ☆