プリ子が無事に生まれ、2時間のカンガルーケアの後、母子共に部屋へと移りました。
個室でしたので、夜ギリギリの面会時間まで、パパ夫と母ヨキが側にいてくれました。
パパ夫、ずっとこんな感じでした。
面会時間が終わり、パパ夫と母ヨキは実家へと戻って行きました。
そして、つい何時間か前までお腹の中にいた赤ちゃん、プリ子と二人きりになりました。
プリ子をてんしょうのベッドに寝かせ、ずっとその愛おしい寝顔を見ていました。
そして3時間おきに母乳を飲ませ、慣れないオムツ替えをしていくうちに、母親になったのだという実感と、何とも言えない幸福感に包まれていました。
結局この日の夜は、ホルモンバランスが乱れた事もあるのでしょうか、一睡もする事ができませんでした。
ですが、心はとても穏やかで、満たされていました。
部屋には、プリ子とてんしょうの二人きりでしたが、実は目に見えない存在の方々もおられ、てんしょうとプリ子をお守りくださっていました。
そして、その中には、天使のプリ江もいました。
" ママ、次は私が生まれるよ。待っててね。"
明日に続きます。
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