突然の破水の為、1か月早く入院する事になったてんしょう。



パパ夫と母ヨキに来てもらい、プリ子を家に連れて帰ってもらいました。

生まれて初めてママと離れてしまうプリ子は、大泣きをしてしまいました。

赤ちゃんを産む為、仕方のない事とは言え、プリ子もまだ赤ちゃんなのです。


プリ子はこの時の事で、かなりのショックを受けてしまった様でした。




次の日、パパ夫と母ヨキとプリ子が来ました。


パパ夫がプリ子をてんしょうのベッドに座らせ様としました。

すると、プリ子は「 イヤー」と言ってパパ夫にしがみつきます。


ママのいない一晩に、プリ子の心は傷付いていました。


プリ子はパパ大好きのパパっ子です。

それでも、毎日片時も離れた事のなかったママが、突然いなくなってしまった事に、てんしょうが想像する以上のショックを受けていたのです。


この日、てんしょうのヒザに乗って来るまで、1時間は掛かりました。


突然の入院で、てんしょうもプリ子も、心の準備ができず、プリ子には申し訳ない気持ちでいっぱいでした。


この時のプリ子、1才4か月。

ようやく片言を話す様になった頃で、自分の気持ちを言葉でうまく表す事ができず、てんしょうに抵抗する事で、寂しさや悲しさを伝えてきたのだと思いました。

胸が締め付けられる思いでした。



明日に続きます。

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