お寺の尼僧をしている叔母ミオから聞いたお話です。
あるお宅から法事の依頼を受け、ミオ叔母はそのお宅へと伺いました。
滞りなく、家での法事 ( お仏壇への読経 ) を済ませ、その後お墓へと向かいました。
お墓にお花やお供え物をし、ロウソクと線香をつけ、読経を始めようとした時でした。
突然、大粒の雨が降り出し、みるみる内に土砂降りになってしまいました。
それでも、傘をさしながら、何とか読経が終わり、お墓のある敷地を出ると、ウソの様に雨が止んだそうです。
皆、ずぶ濡れになりながらも、そのお宅の方々は、" おばあちゃん ( 亡くなられた方 ) 、泣いて喜んでくれたかな。" と仰っておられたそうです。
ミオ叔母は、その後、てんしょうに電話をくれ、その時の雨には意味があるのかを知りたいとの事でした。
意味は、しっかりとありました。
阿弥陀様 ( ミオ叔母のお寺のご本尊 ) のお話によりますと、その時のミオ叔母の周りには、未成仏の者達が集まってきていたのだそうです。
ミオ叔母の読むお経には、心のこもった強い力があり、成仏できない者達が頼ってきていたのだそうです。
そのよろしくない事態に、阿弥陀様はそのお力で、未成仏の者達からミオ叔母達の身を守る為に、浄化の雨をお降らせになられました。
それが土砂降りだった雨からも分かる様に、かなりの未成仏の者達がいたそうです。
ミオ叔母に、その阿弥陀様のお話を伝えると、"やっぱり、そうだったの。何か感じてはいたんだけど、阿弥陀様のお守りだったのね。" と納得しておりました。
てんしょうも、神社でお参りをしていると、雨がパラパラと降ってくる時があります。
太陽が顔を出している時に、突然降ってきたり。
それは、神様の歓迎してくださるお気持ちの時もあれば、てんしょうにマイナスエネルギーが溜まっていて、それを浄化してくださっている時もあります。
皆さまにも、参拝中の突然の雨、その様なご経験はおありかと思います。
その時は、神様のお気持ちからの " 浄化の雨 " ですので、感謝のお言葉をお伝えくださいませ。
神様もお喜びになられ、良きエネルギーをお授けくださる事と思います。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。