今、てんしょうとプリ子は眼科のクリニックにおります。
プリ子は眼鏡を掛けているのですが、定期的な眼科検診を受ける為に来ました。
それともう1つ、理由があります。
昨年まで問題のなかった視力が、この4月、中学校で行われた視力検査で、下がってしまっていたのです。
しかも、それまで良かった方の目の視力が、です。
その視力検査の結果のプリントを " 何で良い方まで?" と見ていると、プリ子が理由を話してきました。
プリ子「 それね、本当は見えていたんだけど、伝え方が分からなかったの。」
てんしょう「 どゆ事? いつもしてる事なのに?」
???だった意味が分かりました。
視力検査は、ご存知の通り、 " C " の向き、つまり穴のあいた方を指で示すのですが、昨年までの検査では、小学校の検査でも眼科クリニックでも、タテとヨコの方向しかなかったのだそうです。
ところが、中学校の検査では、タテとヨコに加え、" ナナメ " が加わり、急に現れた初めて見る " 斜めの C " に戸惑ってしまったのです。
それで、咄嗟に、穴のあいている斜めに近い方向を真っ直ぐに指差してしまい、その結果、視力が落ちてしまったような検査結果のプリントをもらってきたのでした。
ホッとしました。
プリ子は、その検査が終わってから、" 斜めに指差せば良かったんだ。" と気付いたそうです (^◇^;)
プリ子、先ほど呼ばれて、視力検査してます。
今、こちらのクリニックの視力検査表を見たら、やはり、タテとヨコしかありませんでした f^_^;
プリ子は3才から眼鏡を掛けています。
初めて眼科のお医者さんに行く前の日、てんしょうは、厚紙に大きく " C " を書き、それをプリ子に見せて、視力検査の練習をしました。
てんしょう「 この子は " しーちゃん " です。
お口があいている方をお指で教えてね。」
3才のプリ子 「 はーい!」
てんしょう「 はい!しーちゃん、どーっち?」
3才のプリ子 「 んー、こっち!」
あれから、10年の月日が経ちました。
今、プリ子の視力検査の背中を見ながら、懐かしく思う、10年歳とった母てんしょうでした。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。