赤ちゃんになり、9才の男の子に戻る為にエネルギーを使い果たし、グッタリと眠ってしまったエイジ君。
翌朝には起きてきて、いつもの少しいたずらっ子な元気いっぱいの男の子に戻っていました。
そして昼間、あの美しい歌声のジュモンが、プリプリ姉妹の元にも届いていました。
夜、いつもの寝室で、てんしょうはプリプリ姉妹と " 宝くじ " の話をしていました。
てんしょう 「 ママ、宝くじ当たったら、何に使おうかな?
買わないと当たらないけどね。」
プリ子 「 今ね、モフモフの動物が来たよ。
金色の子と銀色の子がいるよ。」
こんな感じだそうです。↓
プリ子によると、そのモフモフの動物、やはりお空にいる生物で、金色・銀色の他に、ピンク、黄色、緑など、とりどりなのですが、金色は金運を、銀色は金より少し小さい金運を、ピンクは希望、黄色は健康、緑は自然を司るという妖精さんの様な存在でした。
それで、てんしょうが宝くじの話をしていたのをお聞きになった神様が、その金と銀のモフモフちゃんをお呼びくださったそうでした。
そのモフモフちゃんは、世界中をまわっていますが、気まぐれで、一所にとどまってはくれない様でした。
金ちゃん銀ちゃんと名付けると、金ちゃん銀ちゃんは、てんしょうの体にそのモフモフの毛を付けだしました。
てんしょうには見えませんでしたが、プリプリ姉妹は、" ママ、キラキラに光ってる!"と言っていました。
あれから、3年余り。
金ちゃん銀ちゃんが付けてくれた毛は、跡形もなく抜け落ちてしまった様です(;ω;)
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