今日9月30日は、てんしょうの祖母アサの祥月命日です。
てんしょうの前世マサノリの妻でもありました。
そのアサの魂も、今はプリ子に生まれ変わり、てんしょうの娘として今世を生きております。
アサは大正の生まれで、存命なら104才になります。
てんしょうが14才の時、病気の為に亡くなったので、享年66、もっと長生きして欲しかったと思っていました。
プリ子が生まれ、言葉を理解できる様になった2才頃だったと思います。
てんしょうは " もしかしたら、プリ子は祖母アサの生まれ変わりかもしれない。" と、何の根拠もなく思いました。
それで、てんしょうの傍で遊ぶプリ子に呼び掛けてみました。
「 アサおばあちゃん。」
プリ子は、てんしょうの顔を見ました。
「 アサおばあちゃん。」
もう一度、呼んでみました。
プリ子は、ニコッと笑いました。
その当時、てんしょうにはチカラがありません。
もちろんプリ子にもありません。
けれど、その時のプリ子は、かつてその名で呼ばれていた時の様に、てんしょうに優しく笑い掛けてくれました。
プリ子に、その時の事を聞いてみました。
2才の頃なので当然でしょうが、覚えていないとの事でした。
今、このチカラを授かり、プリ子は祖母アサの生まれ変わりだという事は、天使さんに教えてもらったので分かっています。
けれど、魂の絆によって結ばれているてんしょうとプリ子は、教えてもらわずとも、お互いの存在に気付いていたのです。
26年という年月を経て、てんしょうの元に生まれ出てきたプリ子。
今世は、前世にできなかった全てをし尽くして、天寿を全うして欲しいと切に願う、母てんしょうでした。
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