昨夜11時8分、最大震度6強の地震がありました。
てんしょうの住む、この仙台の地も激しい揺れに襲われました。
10年前の悪夢が蘇ってしまいました。
当時のプリ子は4才、プリ江は3才になったばかり。
幼い2人は、ローテーブルの下に並んで潜って、怯えていました。
「 じちん、こわい・・・」
( ↓10年前の地震の事も過去記事にございます。)
タロットカード と 3.11
http://tensyow.com/archives/4094566.html
3.11 津波
http://tensyow.com/archives/4096876.html
震度 7 と 神様
http://tensyow.com/archives/4114241.html
けれど、あの大地震から10年を経た昨夜のプリプリ姉妹は違いました。
地震発生時、寝室で寝ていたてんしょうは、「 神様!」と叫んでいました。
そして、プリプリ姉妹それぞれの勉強部屋へ、名前を呼びながら向かいました。
幸いにも、この地域は停電は起こりませんでした。
廊下には、置いてあった折り畳み自転車が倒れていました。
プリプリ姉妹、勉強部屋にはいませんでした。
居間へ行くと、ダイニングテーブルの下に、2人抱き合って潜っていました。
部屋を見渡すと、本棚の扉が壊れ落ちて、写真立てなどが散乱しておりました。
プリプリ姉妹、揺れがおさまったと分かると、すぐ様、リュックを持ってきて、貴重品やペットボトル、懐中電灯などを詰め出しました。
そして、パジャマから服に着替えていました。
この10年で、たくましく成長しておりました。
その間、てんしょうの携帯電話に、東京に赴任中のパパ夫から電話があり、安否確認と、お風呂に水をためる様に指示がありました。
支度の終わったプリ子達は、お風呂に水を入れたり、食料をリュックに詰めたりと、手分けをして行動しておりました。
てんしょうも、本棚や冷蔵庫の扉をテープで固定したり、防災グッズをカバンに入れながら、携帯電話に着信履歴のあった、てんしょうの弟タカへ電話し、無事を伝え、両親にも伝えてもらう様に話しました。
親戚からも、いくつか安否確認のメールが来ていたので、落ち着いてから返信をしました。
テキパキと行動していたプリプリ姉妹でしたが、プリ子は勉強部屋へ物を取りに行った時に、ひとり泣いていました。
「 怖かったね。頑張ったね。」と抱きしめると、静かに頷きました。
プリ江も気を張っていたのか、支度が終わると、吐き気におそわれていました。
気付いたら夜中の2時を回っていました。
いくつかの余震は来ていましたが、大きな揺れではなかったので、最悪、車に避難しようと思っていましたが、この時は3人、居間でかたまって寝る事にしました。
寝る前に、玄関から外へ、様子を見に出てみました。
ふと空を見上げると、声が聞こえてきました。
「 大丈夫にございます。てんしょうさんも、プリ子ちゃんプリ江ちゃんも、お守りしておりますよ。ご安心なさいな。」
月詠様のお優しいお声でした。
本当に心強く、涙が出ました。
外では10年前の様に、取材ヘリコプターの音や、近くにある踏切りが地震の揺れで誤作動を起こし、警告音が鳴り続け、それは朝方まで鳴り響いていました。
今回の地震でも、多くの被害が出ている様です。
皆さまの地域はいかがでしょうか。
まだまだ余震が来るそうで、コロナ禍でもある為、不安な事が多くありますが、皆さまどうぞ、お気を付けてお過ごしくださいませ。
皆さまのご無事をお祈りいたします。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。
てんしょうの住む、この仙台の地も激しい揺れに襲われました。
10年前の悪夢が蘇ってしまいました。
当時のプリ子は4才、プリ江は3才になったばかり。
幼い2人は、ローテーブルの下に並んで潜って、怯えていました。
「 じちん、こわい・・・」
( ↓10年前の地震の事も過去記事にございます。)
タロットカード と 3.11
http://tensyow.com/archives/4094566.html
3.11 津波
http://tensyow.com/archives/4096876.html
震度 7 と 神様
http://tensyow.com/archives/4114241.html
けれど、あの大地震から10年を経た昨夜のプリプリ姉妹は違いました。
地震発生時、寝室で寝ていたてんしょうは、「 神様!」と叫んでいました。
そして、プリプリ姉妹それぞれの勉強部屋へ、名前を呼びながら向かいました。
幸いにも、この地域は停電は起こりませんでした。
廊下には、置いてあった折り畳み自転車が倒れていました。
プリプリ姉妹、勉強部屋にはいませんでした。
居間へ行くと、ダイニングテーブルの下に、2人抱き合って潜っていました。
部屋を見渡すと、本棚の扉が壊れ落ちて、写真立てなどが散乱しておりました。
プリプリ姉妹、揺れがおさまったと分かると、すぐ様、リュックを持ってきて、貴重品やペットボトル、懐中電灯などを詰め出しました。
そして、パジャマから服に着替えていました。
この10年で、たくましく成長しておりました。
その間、てんしょうの携帯電話に、東京に赴任中のパパ夫から電話があり、安否確認と、お風呂に水をためる様に指示がありました。
支度の終わったプリ子達は、お風呂に水を入れたり、食料をリュックに詰めたりと、手分けをして行動しておりました。
てんしょうも、本棚や冷蔵庫の扉をテープで固定したり、防災グッズをカバンに入れながら、携帯電話に着信履歴のあった、てんしょうの弟タカへ電話し、無事を伝え、両親にも伝えてもらう様に話しました。
親戚からも、いくつか安否確認のメールが来ていたので、落ち着いてから返信をしました。
テキパキと行動していたプリプリ姉妹でしたが、プリ子は勉強部屋へ物を取りに行った時に、ひとり泣いていました。
「 怖かったね。頑張ったね。」と抱きしめると、静かに頷きました。
プリ江も気を張っていたのか、支度が終わると、吐き気におそわれていました。
気付いたら夜中の2時を回っていました。
いくつかの余震は来ていましたが、大きな揺れではなかったので、最悪、車に避難しようと思っていましたが、この時は3人、居間でかたまって寝る事にしました。
寝る前に、玄関から外へ、様子を見に出てみました。
ふと空を見上げると、声が聞こえてきました。
「 大丈夫にございます。てんしょうさんも、プリ子ちゃんプリ江ちゃんも、お守りしておりますよ。ご安心なさいな。」
月詠様のお優しいお声でした。
本当に心強く、涙が出ました。
外では10年前の様に、取材ヘリコプターの音や、近くにある踏切りが地震の揺れで誤作動を起こし、警告音が鳴り続け、それは朝方まで鳴り響いていました。
今回の地震でも、多くの被害が出ている様です。
皆さまの地域はいかがでしょうか。
まだまだ余震が来るそうで、コロナ禍でもある為、不安な事が多くありますが、皆さまどうぞ、お気を付けてお過ごしくださいませ。
皆さまのご無事をお祈りいたします。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。