東日本大震災から、今日で13年経ちました。

過去のブログにもこの日の事を書かせていただいたと思いますが、昨日の出来事の様に思い出されます。


3才になったばかりのプリ江と4才のプリ子を連れ東北の地、仙台に移り住んだのは、震災の2か月足らず前でした。


パパ夫の転勤とはいえ、見知らぬ土地で身内や知り合いもおらず、少なからず不安はありました。

そういった事もあり、転勤で家族で引越しをするとパパ夫から聞いた時、てんしょうはタロットで占ってみました。

すると、結果の位置に " タワー " のカードが出ました。

" タワー " には、トラブルや破滅、災害という意味があります。

不吉なカードに気味が悪くなり、もう一度シャッフルし直して、カードを引いてみました。

が、同じ位置にまた " タワー " のカードが出ました。

怖くなり、三度目の正直で再びカードをシャッフルし直し、カードを引いたのですが、全く同じ位置に " タワー " のカードが出てしまいました。

「 仙台で何があるんだ?」

ただ不安しかありませんでした。


引越し当日、ダイヤの乱れで予約した席に座れず、ぎゅうぎゅう詰めの新幹線に幼い娘達と乗らなければならなかった事。

引越し早々、駐車場にとめておいた愛車に、大きな文字で " ばか " とラクガキされた事。

他にも細々とあり、" タワー " が出た意味ってこれらの事?と思っていたのですが、序章に過ぎませんでした。


3月11日。

この日は、東京に住んでいる時にプリ子がかかっていた眼科から紹介状を書いてもらい、仙台の眼科へ行く予約を入れていました。

車で行く様な結構な距離でしたので、パパ夫は事前に会社の休みを取って、パパ夫運転の車で移動する事になりました。

午前中、家族4人で眼科へ行き、昼ごろ終わりました。

眼科を出てすぐ近くのファミレスに入り、食事をしながら、パパ夫と「 午後から海の方へ行ってみる?」と話していました。

その海の方というのは " 石巻 " の事でした。

前の週に、仕事で行った石巻で食べた海鮮料理が美味しかったそうで、そちらで夕飯を食べようという話になりました。

店を出て、しばらくするとプリ子が車酔いの様な症状が出て、食べた物を全てという位に吐いてしまいました。

車酔いなど一度もした事がないプリ子でしたので、何か他の病気があっていけないとパパ夫の判断で、石巻は今度にしようとなり、家に帰る事にしました。

家に着き、プリ子も元気を取り戻し、4人で過ごしていた時です。

あの恐ろしく大きな長い揺れが襲ってきました。

数日前にも揺れがあった為、子ども達は悲鳴を上げながらもすぐにテーブルの下に潜り、パパ夫は子ども達の頭がテーブルから出てこない様に押さえながら、身を低くしていました。

そうしている間も、本棚や食器棚、冷蔵庫など、まるで生きている様に前後に大きく激しく動き、中の物も飛び出してきていました。

揺れが収まった時、子ども達を車に移動させ、てんしょうは布団などを車に運び入れたりしていたのですが、気付くとパパ夫の姿がありません。

どこに?と思っていたら、両手に大きなレジ袋を抱えたパパ夫が戻ってきました。

機転を効かせ、すぐにコンビニへ走り、カップ麺や水などの食料を買ってきていたのでした。

電気もガスもダメになっていたので、カセットコンロを引っ張り出してきて、駐車場で湯を沸かし、4人でカップ麺を分け合って食べました。

雪も降っていた為、寒さの中で食べる温かい食べ物は、本当に有難いものでした。


一晩を車で過ごしたのですが、近くの踏切りが故障し、あの " カンカンカンカン " という警告音が夜中中鳴り響いていました。


その日から3年の月日が経ち、プリプリ姉妹に見えないご存在と対話ができる能力が備わり、神様や先祖の天使さん達と、お話したり遊んだりする様になりました。

ある日プリ子が、神様からお聞きした3月11日の事を話し出しました。


あの日、神様方は大地震が来る事を分かっておられ、まずてんしょうに、プリ子の眼科の予約日を3月11日に取らせる様にしました。

車で行く事になる事もお分かりで、パパ夫も含めた家族を一緒にする為でした。

ですが、パパ夫が " 石巻に行く " と言い出した事は想定外で、神様はとても焦られたそうでした。

そこで神様は、パパ夫が石巻に行かないで帰るという判断をする事を前提に、一度も車酔いをした事のないプリ子を体調不良にさせたそうでした。

その時の事をプリ子はこの様に話していました。

「 神様はプリ子に、" プリ子ちゃん、少し辛くなっちゃうけどごめんね " って言いながら、気持ち悪くなる様にしたの。でも、みんなを守る為だからね。」


こうした神様の咄嗟の判断で、てんしょう達家族の命は助けられました。


皆さまご存知の通り、石巻は大きな津波で多くの方々がお亡くなりになりました。

今も東北地方の何万という方々が避難生活を強いられておられます。

元旦に起きた、能登の地震や津波の被害に遭われた方々も、まさに渦中におられます。

そういった方々を思うと胸が苦しくなります。


これから起こるであろう大地震について、神様方や天龍様にお聞きしたのですが、規模が大きくならない様に分散させたりとお動きになられておられるそうです。

そういった事もあってか、最近のてんしょうは、鑑定の仕事の時以外、神様方と繋がりにくくなっております。


各地におられる神様方や龍神様も日本の国を守る為に、いろいろとお動きになられているそうです。


これからも神様方、龍神様方に感謝の気持ちを込めて、お祈り申し上げていきたく思っております。

また、今までの日本各地の災害でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

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