ある日、プリプリ姉妹を学校に送って戻ってきていた天使さん達とひらがな表でお話をしていた時の事。

テンホちゃんもキミ叔母の所からこちらに来ていたので、お話をしました。


てんしょう 「 テンホちゃん、あなたのおばあちゃんだったアサさん、知ってる?」


おばあちゃんのアサさんとは、てんしょうが幼少の頃、金魚のウンティーの様にくっついて離れなかった、あの祖母の事です。
( "5人姉妹と祖母 " の記事に出てきます。)


テンホ 「 ・・・覚えてない。」

てんしょう 「 そっか。ごめんね。
そろそろ、お母さんの所に行く?」

テンホ 「 そうします。」


てんしょうは、アサおばあちゃんの事が知りたくて、もしかしたらテンホちゃんが知っているかもしれないと思ったのでした。


しばらくすると、誰かがてんしょうの右腕をつついた様な感じがしました。

" 誰か、おばちゃんの腕をつつかなかったかな?" と聞いてみました。

テンホちゃんでした。

テンホ 「 思い出した。」

てんしょう 「 アサさん?」

テンホ 「 アサおばあちゃん。」

てんしょう 「 テンホちゃんが赤ちゃんの時に亡くなったんだけど、お空で会った?」

テンホ 「 はい。」

てんしょう 「 優しくしてくれた?」

テンホ 「 はい。」

てんしょう 「 アサさん、もう人間に生まれたのかな?」

テンホ 「 はい。」

てんしょう 「 誰になったか、分かる?」

テンホ 「 プリ子ちゃん。」

てんしょう 「 プリ子⁈ プリ子がアサさん?」

テンホ 「 はい。」




てんしょうは、プリ子の帰宅を待って、プリ子自身が誰の生まれ変わりか覚えてないかを聞きましたが、記憶に残っていませんでした。

確かにプリ子、思いやりのある優しい所とか、人の悪口を言わない所とか、おっとりとした所とか、ちょっとグルメな所とか、数えるとキリがないくらいに、アサおばあちゃんの性格なのです。

そうだったんだーと思い、プリ子に対し、より一層の愛おしさを感じました。


ですが、そう単純な話ではありませんでした。



テンホちゃんがキミ叔母の所に戻ってから、今度はエイジ君に聞いてみました。

てんしょう 「 エイジ君は、前世は誰だったの?」

エイジ 「 トキオ。」

てんしょう 「 トキオって、トキオおじいちゃん?」

エイジ 「 トキオおじいちゃん。」


プリ子とエイジ君が、お空でラブラブだった意味が分かりました。


この後、エイジ君の記憶がみるみる内に蘇り、一枚の相関図が出来上がりました。

ジュモンに来られている天使さんの中にも、てんしょうの身内だった人や、パパ夫の身内だった人もいました。

その中のてんしょうの身内だった人の話も聞いていくと、いろいろと魂の人間関係が見えてきました。

生まれ変わっている人も、その親の元に生まれるべくして生まれた様な前世の人が多く、感動と言いますか、なるほどなと申しますか、何とも言えない複雑な気持ちになりました。

そして、てんしょう自身の前世を聞いて、またもや複雑な気持ちになってしまいました。


魂の絆の奥深さ、この人の側にいて守りたいと思う魂の思いの強さ、魂の真実に触れた気がして、てんしょうは涙が止まりませんでした。





















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