数ヶ月前の事。お寺の尼僧をしている叔母ミオのお話です。
皆さまも おひとついかがですか?
ミオ叔母は月に数度、あるお寺のお不動様に、車でお参りに行きます。
その日も、いつもの様に車で行きました。
お参りを済ませ、車で門を出る時です。
慣れた所での運転でしたが、ハンドルを切り損なったのか、門にぶつけてしまいました。
門は大きく破損しました。
ミオ叔母も体に衝撃を受けた上に、門の修理をしなくてはならなくなりました。
この事は、事故から数日後、ミオ叔母本人からの電話で知りました。
てんしょうは、いつもお参りに行っているお寺でその様な事が起こったので、何でそんな事に?と腹立たしく思っていると、天の声が聞こえてきました。
天の声 「 お不動様がなさいました。
ハンドル操作に手を出されました。
あのまま、いつもの様に門を出ていたら、大型トラックと衝突していましたから。」
そう仰り、頭の中にその映像を送ってきました。
ミオ叔母の乗った車にトラックが突っ込み、ミオ叔母の車が大破する映像です。
てんしょうは、全身が凍りつき、涙が溢れてきました。
そして、自分の考えの浅さが情け無くなり、お不動様に申し訳なく思いました。
お不動様は、その様な大事故を察し、ミオ叔母をその現場から回避させてくださったのです。
てんしょうは、すぐにミオ叔母に電話し、その話をしました。
ミオ叔母も何となく感じでいた様でした。
ハンドルを切り間違える様な所ではなかったからです。
ミオ叔母は、お不動様に深く感謝し、お礼参りに行ったそうです。
てんしょうは、あの大震災の日の事を思い出しました。
あの時も、海に向かう途中、プリ子の体調が悪くなり、パパ夫の判断で家に戻ってきて、津波に飲み込まれずに済んだのです。
元気だったプリ子の体調を崩し、海に足を向けない様にしてくださったのも神様でした。
人はそうやって、目に見えない存在から守られているのです。
てんしょうは、何か悪い事が起きた時、それには何か意味があるのかもしれない、と考える様になりました。
今、こうして生きていられるのも、大きな悪い事を、小さな悪い事で分散してもらっているからではないか。
" 大難を 小難に "
何か悪い事が起きたら、その不幸を嘆くのではなく、この程度で済んだと思い、感謝の気持ちを持つ。
日々を " 有り難い " 気持ちで過ごせる様に。
とは言っても、てんしょうには中々難しい事ですが、そんな人間になりたいと思っています。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。
☆ てんしょう おすすめのひとしな ☆
今、車事故の信じられない様なニュースが報じられています。
そんな事に巻き込まれない様にしたいものです。
下のキーホルダー、鈴になっていて、鈴の中に道路の悪い物を封じて、鳴らすと魔除けにもなるそうです。
アメリカのバイク乗りが交通安全のお守りとして持っていて、人からプレゼントされた物は、その効果が倍増されるそうです。
以前ご紹介した " 独鈷鈴 " と似ていますね。
☆ てんしょう ☆
いつももてんしょう様のブログ、拝読させて頂いています。
「大難を 小難に」
本当に 仰る通りだなぁと 思いました。
4年前 うちの二男はケガをしました。
野球部の打撃練習をしていた時、同級生がバットを振り切ると、手から離してしまい、少し離れたところにいた二男の眉間辺りに直撃しました。
お医者さんからは 頭蓋骨骨折、開頭手術、左目は失明か複視(二重に見える)、嗅覚は失くなる…病院に駆けつけた私には 聞きたくない言葉ばかりの説明でした。
でも 治療に少し時間は 掛かりましたが 現在、二男は 元気にしています。
あのバットが もう少し左顔面に当たっていたら 左目は 失明でした。
そう思うと 大難が小難に どなたかわかりませんが 二男を お守り下さったような気がします。
乱文で申し訳ありませんでした。