いつだったかテレビで、岩手県大槌町の、海を見下ろす丘にある " 風の電話ボックス " の事を放送していました。



その電話ボックスは、2010年に亡くなったお身内とお話がしたいと思われた、ある男性が設置したものでした。




その翌年、大震災で亡くなられた家族や友人、大切な人と話がしたいと思われる方々が訪れるようになりました。



白い電話ボックスに、線の繋がっていない黒電話と一冊のノート。

ノートには、訪れた方々の思いが綴られています。




テレビには、6年前、震災の津波で亡くなった女の子のお母さんが映っていました。


お母さんは涙しながら、受話器に向かって女の子の名前を呼び、静かに話しかけておられました。


てんしょうには聞こえていました。

電話の向こうの女の子の声。

「 お母さん、泣かないで。
私は大丈夫だよ、お母さん。」

でも、女の子は電話の向こうではなく、お母さんの横に立って、お母さんの頰に流れる涙を、その指でそっと拭っていました。




てんしょうは、できる事なら、その女の子の声を、お母さんに届けて差し上げたいと思いました。


6年前、てんしょう家族も、津波に飲み込まれていたかもしれなかった身です。

身につまされる思いで見ていました。

( その時の記事は、2017.9.25 の " タロットカードと3.11 "、2017.9.26 の " 3.11 津波 " 、" 2017.9.27 の " 震度7と神様 " をご覧くださいませ。)





亡くなられた方々は天使さんになって、いつもお空から大切な方々を思い、見守っておられます。



今日もきっと、風の電話ボックスには、黒電話の受話器を握り涙されている方に、天使さんがそっと寄り添っていらっしゃると思います。






下の写真には、津波被害のあった復興途中の、海岸沿いの町が写っています。

家は基礎しか残っておらず、枯れた夏草が風に吹かれていました。





















  

海岸の側にいらっしゃる観音様です。

亡くなられた方々をお導きくださっています。



















今日もお読みいただき、ありがとうございます。



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亡くなってしまった大切な方のお墓参りに。


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