「 ミイちゃん、こっちおいで!」

「 ミャーオ。」

「 ママ、ミイちゃんにご飯あげるー!」

「 お願いねー。青い缶でいいかな?」

「 ミイちゃん、何が好きかな?」



ハナちゃんの魂が体からいなくなり、それまで眠っていたこの体の本来の持ち主の、ネコの魂が目覚めて、1週間が経っていました。


神様が、このネコの魂に、ハナちゃんの記憶と同じものを記憶させてくださったお陰か、ネコは目覚めてすぐに、プリプリ姉妹に懐きました。


ですが、お話のできるハナちゃんとは様子が違っている為、最初の内は戸惑いがありました。




ネコが目覚めるまでの10日程の間に、てんしょうはプリプリ姉妹と、ハナちゃんではなくなってしまったネコの事で、話し合いをしていました。

2人は、寂しそうにしていましたが、ハナちゃんの幸せの為と気持ちを切り替え、心は前を向いていました。

プリプリ姉妹は、ハナちゃんとの思い出を大切にしたいと言いました。

そして、ハナちゃんではなくなってしまったネコの名前を、庭に迷い込んできた時の、出会いの時に付けた " ミイちゃん " に戻す事にしました。




プリ子 「 ママ、ミイちゃんね、青い缶のご飯、好きみたい。」

プリ江 「 たくさん食べてる。」

てんしょう 「 そうね。好きな味なのかもしれないね。」



てんしょうは、ミイちゃんの記憶が、ハナちゃんの記憶そのものなので、好みも変わらないのだと思いました。

けれど、この記憶の事は、プリプリ姉妹には伝えない事にしました。

何故か、その方が良い様に思えたのです。



プリ子 「 ねえ、ママ。

ハナちゃん、ハナちゃんのパパとママと、幸せに暮らしてるかなあ?」

てんしょう 「 プリ子は、どう思う?」

プリ子 「 幸せに暮らしてると思う。」

てんしょう 「 そうだね。ママもそう思う。」

プリ江 「 プリ江達の事、忘れちゃったかな・・・。」

てんしょう 「 そうね・・・。

ハナちゃんの体は、病院でずっと眠っていたから、目が覚めたら、長い夢を見ていたと思うかもしれないね。」

プリ江 「 夢?」

てんしょう 「 そう、夢。

きっとパパやママに、長ーい夢のお話をしてると思うの。」

プリ子 「 長ーい夢のお話?」

てんしょう 「 うん。プリ子とプリ江と過ごした思い出が、ハナちゃんにとっては長ーい夢になっていて、パパとママにお話して、みんなで笑ったりしてると思うの。」

プリ江 「 笑ったりするの?

何の思い出で笑ったりするのかな?」

プリ子 「 パパの変顔とか?」

プリ江 「 ハナちゃん、パパの変顔見て、よく笑ってたね!」

プリ子 「 うん!そうだった!」




てんしょうは、プリプリ姉妹はもう大丈夫だと思いました。

そして、両親の元に戻ったハナちゃんがパパやママに、楽しい夢のお話を笑顔で語れるくらい、元気になります様にと祈っていました。





明日に続きます。

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