今朝、プリ江の持っていくお弁当を作りながら、テレビニュースをチラ見していました。
すると、何ともバチ当たりな映像が流れてきました。
本堂の中にあるお賽銭箱から、ゴッソリとお賽銭を盗んでいく者の姿が映し出されていたのです。
防犯カメラの映像でした。
その盗っ人は女の様で、目深にパーカーのフードを被り、マスクをしているので、顔が全く分かりません。
手慣れた様子でお賽銭箱の引き出しを開け、ササッとお賽銭を盗り、何食わぬ様子で本堂から出ていくのです。
数日後にも、同じ人物が同じ手口で、お賽銭を盗んでいきました。
全部で、4万円ほど盗まれたそうです。
ニュースのリポーターがそのお賽銭箱の引き出しを開けると、" 仏の顔も三度です。" と書いた紙が入っていました。
この事を神様にお聞きしてみました。
お寺にも神社にも、お賽銭箱は置かれています。
お賽銭箱の中には、いろいろな人の願いや念が乗ったお賽銭が入っています。
皆、神様仏様に願いを叶えていただきたいと、お賽銭に念を込めるのです。
その願いの中には、" 病気平癒 " や " 心願成就 " などがあると思います。
けれど、それだけではありません。
欲張った願いや、人の不幸を願う者もいます。
お賽銭には、いろんな人の欲や、ドロドロとした念が乗っているのです。
ですので、お寺や神社に関わっていらっしゃる方以外の者がお賽銭に触れると、そのお金に乗り移った念が、悪い形で取り憑いてくるのです。
神様は仰いました。
" その賽銭を盗んだ者には、後に取り返しのつかぬ様な不幸が待っております。
それ程に、人の念というものは強いものなのです。"
お賽銭箱に入っていた " 仏の顔も三度です。" と書いた紙は、仏様の御心が書いてあると思いますが、人の念は、三度も待たずに、触れた瞬間に取り憑いてきます。
神様仏様が天罰をお与えになられる以前に、お賽銭に乗っている念によって、不幸を背負う事になるのです。
いずれにしても、盗むという行為は悪しき事に違いありません。
神様仏様は、いつも私達人間の行いをご覧になっておられます。
嘘をついても、黙っていても、自分の心に嘘がつけないのは、そういう事なのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。