今日の昼間、キッチンの方から大きなラップ音が聞こえていました。
最近はあまり鳴っていなかったのですが、久しぶりに大きな音でした。
座敷わらしさんでした。
ユアくんです。
ユアくん、トコトコとてんしょうのいるローテーブルまでやってきて、てんしょうの座っている座椅子の横に、てんしょうの方を見て、ちょこんと正座をしました。
てんしょう「 ユアくん、いてくれたんだね。
おばちゃん、嬉しいよ。」
ユアくん、ニコッとしてくれます。(´-`)
てんしょう「 ユアくん、ありがとうね。」
ユアくん、首を振ります。
てんしょう「 ユアくんがいてくれて、おばちゃん、幸せだよ。」
ユアくん、首を斜めにして、ニコッとしてくれます。
てんしょう「 ユアくん、おばちゃんと握手しよう。」
てんしょうは、手の平を上にして、ユアくんの方に差し出しました。
すると、てんしょうの軽く開いた指先がゆっくりと閉じてゆきました。
ユアくんの小さな手が、てんしょうの指の方を握ってくれたのです。
しばらく握手をすると、ユアくん、またキッチンの方へ、トコトコと戻っていきました。
すると、またキッチンの方からラップ音がしだしました。
ユアくん、キッチンがお気に入りの場所で、落ち着くのだそうです。( 神様 談 )
ユアくん、一人遊びをしている様でした。
孫の様な存在のユアくんに癒されながら、ゆっくりとお茶をすする、てんしょうばあちゃんなのでした。
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