ネットや今朝のテレビで取り上げられていたニュースです。
小学5年生の男児が、同級生6人から " お金を持ってこないと遊んであげない " と言われ、家にあった500円玉貯金箱から持ち出して、渡していたというものでした。
金額にして10万〜20万円。
貯金箱のお金が減っている事に気付いた母親が子どもに聞くと " 自分から同級生達に奢った " と言っていたそうです。
母親が " たかりにあっているかもしれない " と学校に伝えて、発覚した事でした。
学校は最初、お金を受け取った同級生達から男児への謝罪で、終わりにした様でした。
同級生達の " 一部 " の親からも電話による謝罪はあったそうです。
けれど、その母親は " きちんとした謝罪は受けていない " という認識でした。
学校から、いじめとして報告を受けた教育委員会は、この件を重く受け止め、記者会見を行いました。
" お金 " を渡さないと " 遊んであげない " という " 恐喝 "。
" 自分から奢った " と言う " 我が子の気持ち "。
てんしょうは、このニュースを見て、胸が苦しくなりました。
この男児の母親の気持ちが、痛いほど分かるのです。
恐喝された男児は、母親に " 自分がいじめに遭っている " 事を知られたくなかったのだと思います。
きっとこの母親は、我が子の気持ちも分かっていたと思います。
卑怯な同級生達の恐喝に、謝罪をしないその親達。
事態を甘く見て、なあなあで済まそうとする学校の体質。
今回は恐喝金額の大きさもあって、全国的なニュースになったと思いますが、こういった卑怯ないじめをする者達は後を絶ちません。
いじめをする者やその親 ( 保護者 ) は、心に闇を抱えていたり、魂そのものが悪しき者であったり、未熟であったりします。
謝罪できる心を持ち合わせた親の子どもは、まだ救いがあります。
この様ないじめ問題は、残念ながら無くなりません。
この様ないじめを繰り返していると、いつかその本人に返ってきます。
本人に返ってこなければ、その子どもや身内に返ってきます。
因果応報という形で、必ず返ってくるのです。
けれど、その者達は自分に降りかかってくると、いつも " 何で自分ばかりが?" と言うのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。